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菅野牧園
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飯舘村の苦悩
昨日、今日と妻と仲良く風邪を引き寝ていたのですが、昼に岩波​書店の十時さんから本が送られてきました。

私の写真と考えも少し載せていただいています。この本を書いた福​島大、千葉さんと松野さんはこの本の中でこう書いています。…ある​側面を切り取って誇張し、過大に取り上げる報道が、村の現実から​かけ離れていると思うことも少なくない。さらに恐れるのはメディ​アが、バイアスのかかった村の情報を切り取るようにして視聴者、​読者に提供したあげく、「飯舘村」を消費しきって捨てていくこと​である。…

飯舘村の抱える除染か移住かという問題はその人によって「正しさ​」や「正義」が違います。

飯舘の村民は今その中でお互いの共通のルールを作ろうともがいて​います。

哲学者ソクラテスは正義とは力がある人が創るものではなく、皆が​自分の立場を越えて誰もが納得できる、公平性や正義が見つけ出せ​ると言いました。

それは自分がいる社会的な立場から一歩離れて、他人の視点に立っ​てみること、そこには想像力が必要です。

飯舘は原子力災害の被災に遭い、震災が起きる前の問題が顕著化し​ました。問題だけれも問題にならなかったこと。それらにも必死に​一人一人が立ち向かっているのだと思います。

「復興」とはなんなのか。インフラを復旧すればそれでいいのか。​経済活動を合理化すればそれでいいのか。そこから考える時期に来​ているのかもしれないと思っています。
# by kannofarm | 2012-03-22 18:57 | 原発事故 | Trackback | Comments(1)
私たちの希望
 11月20日生まれました。3170g女の子で名前は葵です。

 葵という植物は光の方に花を向ける草のことで、光つまり真理に向かって生きてほしいと名付けました。避難中に妊娠が分かった葵。

 この子も含め福島の子どもの命を守ることと福島を肯定していくことは両立できるのではないか、そう思っています。

 写真は助産院で夜泣き後に撮った写真です。
# by kannofarm | 2011-12-01 15:53 | 牧場の日々 | Trackback | Comments(3)
菅野牧園企画のギフトセット
 私は震災以前から内閣府の社会起業家事業に選ばれ、社会起業家の事業準備をしてきました。事業とは「放牧和牛を中心とした経産和牛肉による地域活性化プロジェクト」なんだか難しい名前ですが、子供を産み終わったお母さん牛のお肉を使って、ローストビーフやハンバーグなどの商品化をしようということです。

 結婚式の引き出物がきっかけで生まれたこのプロジェクトは一度震災で中止になりました。しかし北海道で仲間の協力もあり、北海道産の放牧和牛で商品化ができ皆さんにお披露目する事になりました。ギフトセットは4種類あります。

NEW好評につき売り切れ ソーセージ4000円セット(送料込)
放牧和牛ソーセージ(110g)×7

好評につき売り切れ4000円セット(送料込)
放牧和牛ハンバーグ(120g)×4個 放牧和牛ソーセージ(110g)×3パック

好評につき売り切れ5000円セット(送料込)
放牧和牛ハンバーグ(120g)×4個 放牧和牛ソーセージ(110g)×3パック 
放牧和牛ビーフシチュー(220g) 2個


好評により売り切れ 6000円セット(送料込)
放牧和牛ハンバーグ(120g)×4個 放牧和牛ソーセージ(110g)×3パック 放牧和牛ローストビーフ(200g) 1個
放牧和牛ビーフシチュー(220g) 1個



冷凍で発送します。

放牧和牛はストレスなく広々とした放牧地で草を食んだ、北海道、小平産和牛です。

ソーセージは牛8豚2という珍しい配合のソーセージ。(ふつうは豚の割合が多い)
豚肉は味を優先した飼育方法をとった北海道産の麦豚を使用しています。
また羊腸を使った本格派、燻煙も丁寧に行っています(手作りのため色むらが出る場合があります)

今回は北海道の福祉作業所(障害を持った人たちが作業する場所)と商品開発をしてきました。学生時代のころから障害を持っている人と農業を繋げたい、と思っていたのでこのよな形でできたのは非常にうれしいです。


ご注文はyoshiki415@hotmail.co.jpまでメールを頂けるとありがたいです。菅野牧園の復興に繋がりますのでご協力お願いします。


写真は放牧和牛ソーセージを使った天然酵母ピタパンです。

ブロッコリーを付け合せたビーフシチュー。肉の旨みと野菜の甘みがシチューに溢れます。

プリプリソーセージ。マスタードなどをつけてビールの肴に。

和牛肉100%のハンバーグ。お子様にはチーズを載せてあげても喜ばれます。
# by kannofarm | 2011-11-14 23:28 | 菅野牧園ギフトセット | Trackback | Comments(2)
つなげるつながる さくらプロジェクト
 つなげるつながる さくらプロジェクト

 3.11の大地震後に起こった原発事故。私のふるさと福島県飯舘村は30キロ圏外にも関わらず高い濃度の放射性物質が降り、計画避難を余儀なくされました。

 自宅のある比曽地区は南部に位置し高い数値が検出されています。私の家は18代続く農家ですが、農業を中断してその後の推移を見つめていく長くて苦しい状況が続いています。そんな中、飯舘村の土地に生かされてきた私に何かできないかと考えるようになりました。

 今回の原発事故で、個人個人がどう暮らし方を考えていくのか、どう社会をリ・デザインしていくかということも同時に考えることが必要なのではないかと思っています。そうでなければ今、事故の影響で苦しんでいる人達の苦労が報われません。事故後、あちこちでお話しさせていただく中で、同じ意識を持たれた方とつながる大切さを学びました。そしてこのポストカードを通して、大切な方とエネルギーやこれからの事を価値共有していただけたらと考えました。
 
 このプロジェクトの収益金は飯舘村比曽地区に桜を植える費用に使わせていただきたいと思います。比曽地区には桜が見られる場所がなく、いつも「集会所に植えたいね」と話していました。私たちの息子や孫が桜を眺めながら安心して農業ができる日まで、思いをつなげていけたらと思います。ご協力をお願いいたします



今回のプロジェクトはポストカードを購入してもらうことで成立します。ポストカードは以下の5種類です。

 
 


ポストカード5枚1組500円で販売しています。お問い合わせは以下のアドレスにご連絡ください。
 
お問い合わせ tunagaru-sakura@hotmail.co.jp
 ご住所、お名前と希望の部数をお書きください。追って返信させていただきます。

発送が完了しましたら以下の口座にご入金ください。ゆうちょ銀行の口座間なら手数料は無料です。
 ゆうちょ銀行 19030-54195581 カンノヨシキ  

店舗様、共同購入は別途ご相談ください。ご協力に感謝します。
# by kannofarm | 2011-09-17 12:20 | さくらプロジェクト | Trackback | Comments(0)
土と平和の祭典
 土と平和の祭典パネリストとして参加します。私が一番今伝えたいことは何だろうと芋掘りをしながら考えています。農作業の合間に写真を持って私の現状を話すことをしてきました。その度に伝えることは難しいと感じました。

 しかし下手な私の話を聞いて、共感してくれたり、涙を流してくれたりする人の姿を見てありがたいと思うことと今の時代には「共感」する力が一番必要なのかもしれないと感じるようになりました。人にはいろいろな価値観があり、住んでいる環境も違う。その中で放射能に対して考えることも違う。その中で問題の解決方法としてあるのが話すこと、歩み寄る姿勢なのだと思います。違いを乗り越える…とても難しい課題です。しかし今後の問題解決の手法の中でそれがさらに重要になると感じています。
# by kannofarm | 2011-09-17 12:16 | おすすめスポット | Trackback | Comments(0)
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