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菅野牧園

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飯舘村の苦悩

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昨日、今日と妻と仲良く風邪を引き寝ていたのですが、昼に岩波​書店の十時さんから本が送られてきました。

私の写真と考えも少し載せていただいています。この本を書いた福​島大、千葉さんと松野さんはこの本の中でこう書いています。…ある​側面を切り取って誇張し、過大に取り上げる報道が、村の現実から​かけ離れていると思うことも少なくない。さらに恐れるのはメディ​アが、バイアスのかかった村の情報を切り取るようにして視聴者、​読者に提供したあげく、「飯舘村」を消費しきって捨てていくこと​である。…

飯舘村の抱える除染か移住かという問題はその人によって「正しさ​」や「正義」が違います。

飯舘の村民は今その中でお互いの共通のルールを作ろうともがいて​います。

哲学者ソクラテスは正義とは力がある人が創るものではなく、皆が​自分の立場を越えて誰もが納得できる、公平性や正義が見つけ出せ​ると言いました。

それは自分がいる社会的な立場から一歩離れて、他人の視点に立っ​てみること、そこには想像力が必要です。

飯舘は原子力災害の被災に遭い、震災が起きる前の問題が顕著化し​ました。問題だけれも問題にならなかったこと。それらにも必死に​一人一人が立ち向かっているのだと思います。

「復興」とはなんなのか。インフラを復旧すればそれでいいのか。​経済活動を合理化すればそれでいいのか。そこから考える時期に来​ているのかもしれないと思っています。



つなげるつながるさくらプロジェクトにご賛同いただきました皆様には桜を植える報告できませんで本当に申し訳ありません。飯舘村の見通しがつきましたら必ず実行いたします。申し訳ございません。
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by kannofarm | 2012-03-22 18:57 | 原発事故
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